アンチエイジングに重要なこと

みなさんこんにちは!本日は、ジュネーブ大学とジェネラル・ボール病院の研究論文レビューから分かった、

アンチエンジングに効果的な要素(ホルモン)について考えてみたいと思います。

 

目次

  1. アンチエイジングとは
  2. 結論
  3. 語句の確認
  4. 研究内容の紹介
  5. 考えられること
  6. まとめ

1. アンチエイジングとは

 
アンチエイジング老化を『遅らせる・止める・逆に若返らせる』ことを目的に取る措置のこと
 
みなさんは聞いたことや、興味を持ったことがあるでしょうか?僕は、興味があり、現在たくさんのことを実践しています
                     (以前までの記事で書いています)
 

2. 結論

ホルモンは年齢とともに低下する→老化→サプリで不足したホルモンを取ることは完全にいいことだとは言えない!
                     (理由:副作用が伴うことがほとんどであるから)
 

3. 語句の確認

ここで、これから使う語句について少しご紹介します
  • エストロゲン:髪や肌のつやをもたらし、身体の健康を保つ働き
  • プロゲステロン(黄体ホルモン):体温調節や身体の調子を整えてくれる働き
  • テストステロン:筋肉量や骨格の成長を促進させる働き
  • DHEA(デヒトロエピアンゲロステロン):疫力を高め、炎症を抑えたり腫瘍を予防する働き
 

4. 研究内容の紹介

この論文では、さまざまな研究結果を参照しているためその内容を少し紹介します!
 
まずは大まかな流れを説明します
 
加齢→身体の健康を保つのに必要なホルモンが低下してしまう
 
女性:女性ホルモン欠乏状態(黄体ホルモン)
 
男性:男性ホルモンの低下(テストステロンやDHEA)
   *テストステロンは加齢とともに1年で約04%〜1%減少してしまう
 
<<影響>>
・皮膚の老化
・骨密度の低下
・考える力や気分の低下が頻発する など
 
じゃ、これらの減ったホルモンをサプリメントで補えばどのくらい効果あるのか?を調べました
 

<実験1>

女性ホルモン(黄体形成ホルモン約4種類)をサプリメントで補って効果を調べたものです
今回は最も効果的だったの種類の黄体ホルモンを使って説明します
 
エストロゲンサプリの実験
 
効果:腸がんリスクを37% 減少。また、肝臓機能の向上
 
リスク:乳がん率や高血圧になる可能性を向上させた
 
プロゲステロンサプリの実験
 
効果:睡眠の質の向上や心臓血管などに対する安全性あり
 
リスク:乳がんリスクがないわけではない
 

<実験2>

男性ホルモン(テストステロン)を同様にサプリメントで補って効果を調べたものです
 
テストステロンが低下すると起こる悪状況
・筋肉量の低下
・軽度の認知症の原因 など
 
結果:空間認知能力・言語能力・脳機能の向上が確認できた
 
リスク:心疾患リスクの向上
 

<実験3>

男性ホルモン(DHEA)を同様にサプリメントで補って効果を調べたものです
 
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が低下すると起こる悪状況
・女性ホルモン(エストロゲン)をつくってくれない
・男性ホルモン(テストステロン)をつくってくれない など
 
とても重要なホルモンです。
 
結果:メンタルの安定・ホルモン生成など効果はあり
 
リスク:ニキビ(軽度)や足首の腫れ など
 

5. 考えられること

 
この結果から一番思ったことは、サプリメントには副作用があるということです。医師の指示で治療を受ける上で服用することはいいと思いますが、自分で買ってから飲むのは怖いですよね、
 
また、上の結果から一番マシなのは、DHEAのサプリメントプロゲステロンサプリメントだと思いましたが、まだまだ大規模な実験が必要だと研究者達も言っています。
 
動物実験では、身体の腫瘍を阻害するといった結果が出ていますが、少し怖い気がします。
 
ここからは、サプリメントを服用しないでも身体にこれらのホルモンを作る方法をご紹介すると、
 
エストロゲン:全身ストレッチの習慣やジョギング、バランスのいい食事
 
プロゲステロン:発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどの食物繊維や十分な睡眠を取る
 
・テストステロン:筋トレや程度な有酸素運動、バランスのよい食事
 
・DHEA:サイクリングやジョギング、水泳などの有酸素運動、食事はヤムイモを取ることが効果的
 
です。みなさん、何か気づきませんか?

そうです。やはり、運動は最強だということに繋がります。
 
健康であれば自然にアンチエイジングにつながるということです。
 

6. まとめ

本日は、アンチエイリアシングに必要な身体ホルモンについてみてみました。
 
サプリメント取ることはまだ安全性の面で確証が得られないこと、そして、運動すればアンチエンジング効果も期待できることが分かりました!
 
 
 
 
"Off-label use of hormones as an antiaging strategy : a review", Samaras N, Papadopoulou MA, Samaras D, Ongaro F, Clinique Générale Beaulieu, Geneva, 23 July 2014 Volume 2014:9 Pages 1175—1186